最新記事 by Ray (全て見る)
- メール配信システムMyASP(マイスピー)がおすすめの理由 - 2020年7月19日
- アフィリエイトの基礎講座 - 2019年7月23日
- アフィリエイトのASPとは?【主要ASP一覧付き】 - 2019年6月27日
「個人でKindle出版して、どのくらい儲かるものなのか?」と、気になっている方も多いと思います。
そこで、過去に30冊ほど出版した経験を元に、具体的なデータを公開しながら解説していきます。
【動画解説】Kindle出版で1万円以上稼ぐためにやるべき5つのこと
Kindle出版は儲かるのか?
結論から言うと、求めている収入額次第です。
基本的にKindle出版には費用が掛かりませんので、売れた分だけ利益となります。
そして、月収3万円ほどのお小遣い稼ぎで良いのであれば、あなたにとって「Kindleは儲かる」と言えるでしょう。
それくらいでしたら現実的で、比較的簡単に達成することができます。
ですが、印税だけで生活できるくらいの収入を求めているのでしたら、Kindle本のみの売上では厳しいです。
※Kindleを間接的に利用して毎月数十万円稼ぐ方法もあるのですが、それについては後ほどお話します。
以上のことを前提に話を進めていきます。
Kindle本からの収入を公開
Kindle出版がどのくらい儲かるのか、実際に2つのデータを公開します。
まずはこちら。
この記事を書いている時点での僕の最新刊で、販売開始から1週間経ち、宣伝なしで売上が落ち着いた状態から3週間分のデータになります。
販売数:32冊 = 6208円(1冊辺りの印税=194円)
読み放題ページ数:14212ページ = 7106円(1ページ辺りの印税=0.5円計算)
合計13314円
※販売価格300円なので印税は70%
これは21日分のデータなので634円/1日、月収にして19000円ほどになります。
※Kindle本全体の有料ランキングで常に1000位くらいをキープしているので、そこそこ売れているKindle本と言えるでしょう。
では次に、僕が出版しているKindle本の中でほとんど売れていない書籍のデータを紹介します。(出版したのは1年以上前で、特に宣伝もせずに放置している状態)
販売数:3冊 = 96円(1冊辺りの印税=32円)
読み放題ページ数:540ページ = 270円(1ページ辺りの印税=0.5円計算)
合計366円
※販売価格99円なので印税は35%
これは1ヶ月分のデータなので、366円がそのまま月収となります。
販売戦略などがなく、無名の個人が何となく出版すると、だいたいこれくらいの売上に落ち着くと思います。
Kindle出版で儲けるためにやるべきこと
生のデータを公開したところで、ここからはKindle本でより多くの収入を得る方法を紹介します。Kindle出版で儲けたい場合は参考にしてみてください。
テクニック的なことはこちらの記事も合わせてどうぞ。
Kindle本を量産する
無名の個人がKindle本である程度の収入を得る場合、量産するという手があります。全くひねりはありませんが、毎月3000円売れる本を10冊作れば、月収3万円になります。
量産する際は同ジャンルで関連したKindle本を作っていきましょう。
「このような書籍も出版していますので、ぜひ読んでみてください」と、Kindle本の中で違う書籍を告知しやすくなるからです。
販売価格を250円以上にする。
Amazon Kindleでは、
- 250円以上の書籍=印税70%
- 250円未満の書籍=印税35%
このような規約があります。
販売価格は99円から設定できますが、印税目的なら250円以上に設定しないと利益は微々たるものになってしまいます。
抱き合わせのセット販売をする
無名の人が書いたKindle本は250円でもなかなか売れないものです。
そこで、
- 99円の電子書籍を3冊販売
- その3冊を1冊にまとめて250円で販売
このようにすることもできます。
買い手は安くお得に購入できますし、あなたの利益も高くなるのでWIN-WINと言えるでしょう。
連載形式にする
一巻を99円で販売して多くの人に読んでもらい、二巻以降を250円で販売するという方法もあります。
Kindleでは90日に一度、5日間の無料キャンペーンも行えますので、それを利用して定期的に一巻を無料配布するのも効果的です。
Kindle Unlimitedに対応させる
先ほどご覧いただいたデータからもわかるように、Kindle本の売上の多くはKindle Unlimited(読み放題サービス)によるところが大きいです。
Kindle Unlimited以外ではほとんど売れないケースもあるので、特別な狙いや理由がない限りは読み放題に対応させましょう。
Kindle Unlimitedに対応させるには「KDPセレクトに登録」する必要があります。
詳しくはこちらの記事をお読みください。
自分のアフィリエイトリンクで売る
自媒体で宣伝する場合、Amazonアソシエイトのアフィリエイトリンクで自分のKindle本を紹介することもできます。
これにより、Kindle本の売上にアフィリエイト報酬を上乗せすることが可能です。
例えば99円のKindle本を販売した場合、
- Kindle本の売上=32円
- アフィリエイト報酬=7円
このように合計39円の売上になります。
少しでも収益を増やしたい場合は、自分のKindle本を自分のアフィリエイトリンクで告知してみてください。
同ジャンルの有名書籍を紹介する
詳しいルールは公開されていませんが、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」という欄にあなたの書籍が掲載されることがあります。
自分のKindle本と有名書籍が同時に売れれば、有名書籍の販売ページにあなたの書籍が掲載され、露出が増える可能性があるということです。
ですので、書評ブログなどを運営してみるのも効果的かと思われます。
リストを集める
本記事の冒頭で、「Kindleを間接的に利用し、毎月数十万円稼ぐ方法もあるのですが」とお伝えしましたが、その方法を解説します。
僕がKindle本で稼いでいる方法は、
- Kindle本を出版する
- Kindle本からメルマガ読者を集める
- メルマガ読者に対して自商品を販売する
このような流れで自動的に数十万円の報酬を得るというものです。自分の商品がない場合はアフィリエイトでも同じことができます。
具体的な手法は全てこちらで解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
「Kindle出版はどのくらい儲かるのか?」そして「儲けるためにやるべき施策」についてお話してみました。
Kindle本は数万円のお小遣い稼ぎとしては敷居が低いですし、「自媒体を大きくするという集客目的」「ランキング1位という実績作り、ブランディング目的」など、様々な使い方もできます。
完全無料で取り組めるのでリスクもありませんので、まずは試しに数冊出版してみてはどうでしょうか?
コメントを残す