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「メルマガでセールスした時に、どのくらいのコンバージョン率なら合格ラインと言えるのだろうか?」
一般的に、メルマガを発行する最終目的はセールスだと思いますので、コンバージョンについては気になるところだと思います。
ただ、「ウチのメルマガは成約率1%しかないから運用が上手くいっていない」など、数値だけを気にしてメルマガ運用の良し悪しを判断するのも危険です。
そこで、2006年からメルマガを運用して様々な形態の自社商品を100種類以上販売してきた経験を元に、メルマガのコンバージョン率の平均や考え方を紹介します。
【動画解説】メルマガの成約率が悪いなら集客経路を見直そう
メルマガの平均コンバージョン率は状況によって違う
まず、大前提としてメルマガでのコンバージョン率は状況によって全く変わってきます。
「ウチのメルマガは成約率10%あるから大成功!」
「ウチのメルマガは成約率1%しかないから、早急に改善が必要だ」
このような単純なものではありません。
その理由と状況別コンバージョン率の目安を紹介していきます。
メルマガ読者の獲得経路
メルマガ読者の集め方によって、コンバージョン率が全く違ってきます。読者さんがメルマガ登録するきっかけは、大きくわけて以下になります。
Lv1 あなたのメルマガに強い関心を持って登録
- ブログを読んだ上で、もっとあなたから情報を得たい
- Kindle本を読んだ上で、もっとあなたから情報を得たい
- Twitterをフォローした上で、もっとあなたから情報を得たい
Lv2 何となく面白そうだからメルマガ登録
- 広告をクリックしたら、LPが面白そうだったから登録した
- 無料だからとりあえず登録してみた
このような動機でメルマガ登録してくれた人は、最初は薄い読者さんと言えます。登録後の価値提供によって次第に濃い読者さんにしていく必要があります。
Lv3 代理登録で知らないうちにメルマガ登録された
- 無料レポートをダウンロードしたらメルマガが届くようになった
- 読みたいメルマガに登録したら、違う人からもメルマガが届くようになった
あなたのメルマガを読むつもりはなかったのに、利用サービスの規約の上で自動的に登録された読者さんです。捨てアドレスなどの場合もありますし、そもそもあなたのメルマガに登録した覚えすらない薄い読者さんと言えます。
例外 アフィリエイター経由
アフィリエイターさんにメルマガを紹介してもらっている場合、「アフィリエイターの質」「アフィリエイターの紹介方法」でメルマガ読者さんの濃さが全く違ってきます。
「無料だからとりあえず登録しておいた方がいい」という誘導をされた場合、真剣にメルマガを読むつもりがない薄い読者ばかり集まる傾向があります。
僕も自社ASPを運営していますが、
- アフィリエイターA経由で登録したメルマガ読者=コンバージョン20%
- アフィリエイターB経由で登録したメルマガ読者=コンバージョン0.1%
ということがあります。
同じメルマガ登録ページを紹介してもらい、同じメルマガを送っているにも拘らずです。
それほどメルマガ読者の獲得経路によって成約率が変化します。
メルマガのコンバージョン率の目安
上記のように、「どのようにメルマガ読者さんを獲得したか?」でコンバージョン率が変わってきますが、ここからは平均的な数値を紹介したいと思います。
濃い読者を集める方法についてはこちらの記事をご覧ください。
無料オファー(オプトインアフィリエイト)のコンバージョン率
「メルマガ登録」「無料PDFのダウンロード」などで報酬が得られる、最も成約までの敷居が低い案件ではコンバージョン率30%は欲しいところです。
無料オファーのコンバージョン率が悪い場合は、以下の原因が考えられますので改善してみましょう。
- 紹介する案件が悪い
- 他の紹介者(競合)が多い
- 競合より紹介するタイミングが遅い
- 紹介するまでの段取り、シナリオが出来ていない
- あなたから登録するメリットがない
こちらでは無料オファーでコンバージョン率53%を出した戦略とメール原稿を解説付で全て暴露しているので、チェックしてみてください。
10000円以下の売り切り型商品
このくらいの価格帯でしたらコンバージョン率10%以上を目安にするといいでしょう。
コンバージョン率が10%以下の場合は、先ほどの項目に加え、以下を見直してみてください。
- 日常から読者さんに価値を提供できているか?
- オファーの切り口は最適か?
- オファーする頻度は最適か?
濃い読者さんに最適な頻度、切り口でオファーすることができれば、10000円以下の商品でしたら10~15%ほどのコンバージョン率で売れていきます。
高額の売り切り型商品
販売価格の幅が広いですが、10000円~100万以上の商品になると売り方によって成約率が全く違ってきますし、一概に成約率だけで判断するのが難しくなってきます。
これまでの経験から言えるのは、5万円以下の商品ならコンバージョン率5%。それ以上の価格になれば1~5%(状況やセールス手法によって全く違う)というのが目安です。
購入の敷居が高くなるほど成約率は下がりますので、
- 個別面談でオファーする
- 説明会などを開く
- ウェブナーで直接反応を見ながらオファーする
などの工夫をしなければ売れない場合もあるでしょう。
高額商品を自動化で販売する方法も、こちらの無料講座で全て解説しているのでご覧ください。3万円ほどの価格帯ならコンバージョン率15%以上が当たり前に出せる手法を解説しています。
目先のコンバージョン率にこだわらない
ここまで、メルマガのコンバージョン率についてお話してきましたが、長期目線でビジネスを育てていくなら目先のコンバージョン率に拘らないという考え方が重要だったりします。
例えばセールスレターやメルマガで誇大広告的のように煽って売り込めば、短期間でのコンバージョン率は高くなるでしょう。
ですが、そのような販売手法では一時的にコンバージョン率が上がったとしても、リピーターが付きにくい傾向があります。
どうしても、「買わされた」という心理が働きますし、誇大広告で売るということは価格とコンテンツの価値が見合っていないということになりますからね。
10万円の商品を一度だけ販売するより、3万円の商品を4回購入してくれる読者さんを増やした方が長期的に考えると利益は大きくなりますし、売上の目処が立ってビジネスがやりやすくなります。
コンバージョン率至上主義には落とし穴が多いので、気をつけてください。
広告出稿におけるコンバージョン率の考え方
広告でメルマガ読者を集める場合、コンバージョン率だけに注目すると失敗することがあります。
例えば広告でメルマガ読者を集め、3万円の商品を販売した際のコンバージョン率が1%の場合、お世辞にも高いとは言えません。
ですが、メルマガ読者の獲得単価が100円ならどうでしょう。100円×100人=1万円の広告費で3万円の売上が上がるのですから、この広告は上手く行っていると言えますよね?
さらにその100人が今すぐ商品を購入しなかったとしても、メルマガを配信し続けることで濃いファンになってくれて、半年後に違う商品を次々と買ってくれるとしたら・・・
そう考えると、コンバージョン率1%の広告は大成功と言えるでしょう。
つまり、見た目のコンバージョン率だけで判断することはできないということです。
まとめ
メルマガでセールスする際のコンバージョン率についてお話してみました。
- メルマガ読者さんの獲得経路
- 商品内容や形態、価格帯
- 商品ラインナップやメルマガ運用法
これらによって、成功と言えるコンバージョン率は全く変わってきます。
単純に「1%だから低い。30%だから成功」という話ではありません。
あなたのメルマガ運用方法や商品の目的によって、目標となるコンバージョン率を設定してみてください。
Ray様
いつもお世話になっております。
ふうみんです。
メルマガのアンケートに書くのが遅れたのか、送信できなかったので、こちらに書かせていただきました。
毎日のメルマガが停止と知り、毎日の日課で楽しみに拝見、拝聴しておりましたのに、残念でなりません。
しかし、Rayさんの御方針、毎日のご苦労を考えますとしかたないことです。
今までありがとうございました。
先日の無料コンサルは、参加するつもりでおりましたが、父が急に入院となり、予定もつかなくなり、諦めました。
無料コンサルももう、中止ですね。
Rayさんのサークルでしたか…個人コンサル?その内容もおききしたかったのに残念です。
私の方、大卒以来、長年勤めていた仕事を辞める決心を数日前にした所です。
私の仕事は、朝から晩まで、家に持ち帰りの仕事もありで、職場の環境の悪さから1月末から体調を崩し、先週から病気欠勤しています。
介護などはありますが、初めて自分の時間ができたので、ネットに集中できるかと思い始めたところでしたので、さらに残念でした。
今後とも、新しい方面でのご活躍も、お祈り申し上げます。
ふうみん
コメントありがとうございます。
後日お届けした音声でもお話しましたが、
メルマガはこれまで通り配信しますし
ビジネスそのものを止めるわけではないですよ。
オンラインセミナーや個別相談などの募集も
定期的に行いますので、今後ともよろしくお願いいたします!