日刊メルマガ

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2006年からニッチな趣味をテーマにしたオンライン講座で起業。マーケティングが趣味で、2017年からビジネスをお伝えする情報発信を開始。リストマーケティングを活用した息の長いビジネスモデルを構築するのが得意。⇒詳しいプロフィールはこちら

今回はメルマガでアンケートを実施する方法をお話します。

アンケートを取り、メルマガ読者さんのニーズや傾向を把握できれば、それを商品開発や今後のメルマガ運用に活かすことができるでしょう。

ただし、アンケート項目や依頼の仕方次第では全く回答を得られないというケースもありますので、回答率を高めるコツもお伝えします。

メルマガでアンケートを実施する方法とは?

メルマガでアンケートを取る方法は大きく分けて、以下の2つがあります。

メルマガでアンケートを取る方法
  1. アンケートフォームの設置
  2. ワンクリックアンケート

それぞれ見ていきましょう。

アンケートフォームの設置

様々なチェック項目や記入欄がある、いわゆる一般的なアンケートフォームです。こちらは僕が実際にメルマガで常設しているアンケートフォームになります。

メルマガでアンケートを実施する方法

読者さんについて知りたいことを詳しくお聞きできるので、信用度の高いデータが集まる傾向があります。

ただし、あまりにも記入項目が多くなると「回答するのが面倒」「回答に迷って嫌になる」などの理由で回答率が低くなってしまいます。

※回答率を上げるコツについては後述します。

アンケート機能が備わっているメルマガ配信スタンドであれば、それを利用するといいでしょう。それ以外でイチからフォームを作る場合は、以下のツールがオススメです。

Googleフォーム
Googleの無料アカウントがあれば誰でも利用可能で、費用は一切掛かりません。

デザインをカスタマイズしたい場合は少し専門的な知識が必要ですが、アンケートに必要な機能はほぼ全て揃っています。

SurveyMonkey
SurveyMonkeyでは多機能で洗練されたアンケートフォームを作ることができます。ただ、無料プランでは回答数が100件までしか表示されないなどの制限があります。

デザインなどにこだわらず、気軽にアンケートフォームを設置したい場合はGoogleフォームを使うといいでしょう。

操作も簡単ですし、機能的に物足りないものも特にないですからね。

メルマガでのワンクリックアンケート

メルマガでのワンクリックアンケート

メルマガにクリック解析ができる短縮URLを貼る方法がこちら。

ワンクリックで気軽に回答できるので回答率は高い傾向がありますが、細かいデータを集めることはできません。

「簡易的なアンケート」といった感じでしょうか。

利用しているメルマガ配信スタンドにクリック解析機能などがあれば、そちらで簡単に実施することができます。

クリック解析機能がない場合は、WordPressのプラグイン「Pretty Links」を使うといいでしょう。

注意
「Pretty Links」を利用するためにはWordPressを運営する必要があります。

もっと簡単に使える無料短縮URLサービスもありますが、そのようなサービスは迷惑メール判定される可能性が高くなるので、あまりオススメしません。

迷惑メール判定の回避についてはこちらをお読みください。

メルマガの迷惑メール判定を回避する6つの方法

メルマガの迷惑メール判定を回避する6つの方法

2019年2月2日

僕が利用しているMyASPというメルマガ配信スタンドでは、特定のリンクをクリックした人を絞り込んでメール配信する機能などもあります。

ワンクリックアンケートと非常に相性が良いので、ぜひ活用してみてください。

MyASPの詳細はこちら

メルマガでのアンケート回答率を上げるコツ

メルマガでのアンケート回答率を上げるコツ

本記事の冒頭でも触れましたが、アンケート項目や依頼方法によって回答率は大きく変わるものです。そこで、ここからは回答率を高めるアンケート実施方法をお伝えします。

基本的なポイントはこちらの記事でお話しているので、合わせてお読みください。

メルマガの返信率を高める5つの方法

メルマガの返信率を高める5つの方法

2019年1月27日

ここでは、「アンケートの回答率を上げる」という目的に絞ってお伝えしていきます。

アンケートの目的を明確にする

アンケートを取る目的を明確に記載することで、回答率が上がります。

アンケートを取る目的の例
  • 新商品の開発に役立てるため
  • メルマガ内容を改善するため
  • 読者さんが多い地域を把握してオフ会を検討するため

心理学にも、「要請+理由」をセットで依頼することで反応率が跳ね上がるというデータがあります。

参考資料:影響力の武器「カチッ・サー」

そこで、アンケートを依頼する際はその目的を明確にし、「~なのでご協力ください」とお願いしましょう。

回答することによる不安を取り除く

アンケート項目にメールアドレスや住所、電話番号などの個人情報がある場合、あなたはこのような不安を抱きませんか?

  • メールアドレスがどこかに公開されるのでは?
  • 住所を記入させて、何に使うのだろう?

何か1つでも不安がある場合、回答率は著しく下がってしまいます。そこで、アンケートを依頼する際はこれらの不安を全て取り除いてください。

アンケート回答の不安を取り除く例

「個人情報は絶対に公開されることはありません」

「アンケート回答をメルマガで共有する場合がありますが、個人情報は公開されませんのでご安心ください」

「セミナー開催地を決めるために住所をお聞きしています。直接ご自宅に訪問したりチラシなどの配布物を郵送することもありません」

設置項目を簡潔にする

アンケートの設置項目が多ければ多いほど、回答率が下がる傾向にあります。単純に回答するのが面倒に感じるからですね。

プレゼントのような強めのメリットがない場合は、可能な限り設置項目を簡潔にしましょう。

設置項目の簡潔化
  • アンケートの目的と関係ない項目は設置しない
  • 回答例を記載する
  • 自由回答形式ではなく、ラジオボタンなどの選択形式にする
  • 自由回答で長文になりそうな項目を「必須」にしない

アンケートを取る目的にもよりますが、直感的にパパっと回答してもらえることを意識するといいです。

匿名での回答を許可する

メルマガ読者さんを対象にアンケートを取るのでしたら、メールアドレスや名前の収集が不要な場合もあるでしょう。

それでしたら、そのような項目は設置すべきではありません。

例えば「商品に対しての不満をお書きください」という項目など、「誰がどのような回答をしたか」を把握されることで、回答しにくいケースもあります。

また、先述した通り個人情報を記載することに不安を抱く方もいます。

ですので、特別な理由がない限りは匿名での回答を許可してください。それだけで回答率が大幅に向上するはずです。

回答を迷わせない

「回答するために真剣に考えなければいけない」「回答するのに時間が掛かる」などの項目があると、それだけで回答率は下がってしまいます。

回答することによる強いメリットがなければ、「面倒くさいから別にいいや」とアンケートフォームを閉じてしまうのです。

その離脱率を回避するためにも、抽象的ではなく具体的で答えやすい質問をしましょう。

「回答率」ではなく「回答の濃さ」を重視する場合はこの限りではありません。

回答期限を設ける

人は期日がないもの対して後回しにする傾向があるので、アンケートに回答期日を設けるのも効果的です。

この際、期日を設ける理由があると尚良しです。

期日を設ける理由の例

「来週からセミナー資料を作るので、今週中に回答してください」
「すぐに行動してくれる人の意見が聞きたいので、明日中に回答してください」

興味をそそる内容にする

回答すること自体に興味がそそられるようにすると、回答率が上がります。例えば最近、僕自身が思わず回答したアンケートはこのようなものでした。

◯◯ついての最新データが集まったのですが、それについて興味はありますか?回答率が高ければ来月にセミナーを行おうと思います。

回答率が低ければ需要がないと判断してセミナーは中止となりますので、興味がある方はぜひご回答をお願いします。

回答してくれた方にはお礼として、「セミナーが開催された際の割引きクーポン」「◯◯に関する最新データの一部(即ダウンロード可能)」をお渡しします。

僕はこのテーマについて興味があったので、迷わず積極的に回答した次第です。

また、アンケートをクイズ形式にする方法もあります。

AとBのヘッドコピー、どちらが成約率が高いと思いますか?あなたの回答を添えて、以下の簡単な質問にお答えください。

回答してくれた方には正解と具体的なデータ、ポイント解説の資料をお渡しします。

コピーライティングを勉強している方でしたら、思わずアンケートに答えて回答を知りたくなるはずです。

まとめ

メルマガでアンケートを実施する方法や回答率を上げるコツについてお話してみました。

アンケートは簡単に設置できる上に効果的ですし、工夫次第で回答率を高めることもできますので、ここで紹介したポイントを参考にしてみてください。

アンケートをメルマガ運営方針やコンテンツ作成に活用する具体的な方法はKindle本でも詳しく解説しています。

ぜひこちらも合わせてお読みください。

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