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コピーライティングを書く上で、
「人を惹きつけるキャッチコピーやブレットが作れない」「もっと良い言い回しやフレーズはないだろうか?」
このような悩みを解決する1つの手段として、「スワイプファイル」というものがあります。
コピーライターの多くは独自のスワイプファイルを活用して、反応が取れるコピーを短時間で書いているケースが多いです。
そこで今回はコピーライティングの強力なお供とも言えるスワイプファイルについて詳しく解説していきます。
スワイプファイルとは?
スワイプ(Swipe)とは「盗む」という意味で、コピーライテイング業界では、「反応が取れているコピーを集めたファイル」という意味で使われます。
簡単に言うとカンニングペーパーのようなものです。
「効果実証済みのコピーなんだから、自社商品のコピーライティングに借用すれば簡単に反応が取れるよね?」という感じで使われます。
僕もKindleでスワイプファイル集を販売していますが、書籍内では「キャッチコピー」「ブレット」「見出し」などで使える、反応が取れる定番フレーズを公開しています。
※左記のKindle読者特典で無料配布中
書籍タイトルで使えるスワイプファイルとしては、こちらの記事で無料公開しています。
Kindle電子書籍のタイトルを付けるコツとは?
スワイプファイルを使うことで”コピーをイチから全て自分で作る必要がなくなる”ので短時間で反応が取れるコピーが書けるようになるのです。
「パクっても大丈夫なのか?」と感じるかもしれませんが、自分の商品テーマに置き換えれば問題ありません。
例えば、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』という書籍が一昔前に大流行しましたが、それから数えきれないほど多くの類似タイトルが出版されました。
- 金欠の高校生がバフェットから「お金持ちになる方法」を学んだら
- もしリアルパンクロッカーが仏門に入ったら
- もし松下幸之助とドラッカーがマネジメントで勝負をしたら?
これは「もし●●が▲▲したら」というスワイプファイルとして、「●●」と「▲▲」に大きなギャップを生み出して人を引きつけるパターンとして保存しておくといいでしょう。
また、さらに少し前には住宅販売の広告で「住宅はまだ買うな!」というものが流行り、多くの業者が「ダイエットはまだするな!」「FXはまだ始めるな」などのキャッチコピーを使い始めました。
このように、広告業界では昔からスワイプファイルが活用されているのです。
スワイプファイルの集め方
スワイプファイルは、「既に反応が取れている効果実証済みの広告」を集めるのが基本です。反応が悪い広告をパクっても反応は取れないですからね。
ですが、コピーライティングを勉強し始めた人にとっては「売れている広告の見極め」が難しいと思います。
そこでオススメな方法は、「(長期に渡って)有料広告に出稿されている」ページを参考にするというものです。
有料広告に出稿し続けているということは、その広告で一定の成果を上げ、採算が取れていると言えるでしょう。つまり、反応が良いから出稿し続けることが出来ているのです。
インフォトップなどのASPで売れているものを参考にするのもいいですが、販売者やアフィリエイターのブランディング力やマーケティング能力で売れている可能性もあります。
「セールスレターが良いから売れている」と一概に言えない場合もあるので、レターの良し悪しを見極める能力がなければ判断が難しいと言えます。
ですので、「有料広告に出稿され続けているページ」をリサーチする方が確実です。電車内の中吊り広告や雑誌の広告などもリサーチの対象になります。
もう1つオススメの方法は、「過去に効果が実証されてきたセールスレター」を参考にする方法です。AmazonやGoogleなどで「スワイプファイル集」と検索すると、有料無料問わず様々なパターンが見つかるはずです。
スワイプファイル集を作成する
スワイプファイルを作成する際は、
- Evernoteを活用する
- スマホなどで写メする
この2つがオススメです。
EvernoteはWebページ全体を保存することができますし、タグ付けなどで整理することも可能です。
- ジャンル別
- 価格別
- キャッチコピー集
- ブレット集
- 価格の見せ方
- ストーリーの魅せ方
- 特典の魅せ方
など、様々なポイントの参考資料として管理することができるので、上手く活用してください。
雑誌や中吊り広告、チラシ、看板などオフラインの販促物を保存する時は、スマホで写メを撮って残しておくといいでしょう。
良いコピーを見つけたらすかさず保存する癖を付けると、スワイプファイルが溜まっていくと同時にコピーライティングのスキルも磨かれていくはずです。
スワイプファイルを使う際の注意点
スワイプファイルは短時間で売れるコピーを書くために便利なツールですが、使い方には注意が必要です。
「思考停止で活用するのではなく、セールスレターに統一感を持たせる」ことを意識しないと、ツギハギだらけで辻褄が合わないコピーになってしまいます。
例えば先ほど紹介した「●●はまだ買うな!」を真似した多くの業者は、その理由を書いていませんでした。
キャッチコピーで「ダイエットはまだするな!」と言い放っているのに、本文では一切その理由を説明することなく、普通にダイエット商品を売り込んできたら意味がわからないですよね?
また、それまでとても丁寧な文体で話を進めていたのに、スワイプファイルをそのまま使うことによって突然偉そうな文体に変わるセールスレターなどもあります。
急に同じ人が書いたとは思えない文体に変わると、不信感を抱かれてしまうでしょう。そのような違和感は成約率の低下に繋がります。
つまり、スワイプファイルを丸々コピーして使うのではなく、セールスレター全体に統一感を持たせることが重要ということです。
まとめ
以上、スワイプファイルについて解説してみました。
スワイプファイルはセールスレターの執筆作業を大幅短縮しつつ、反応が取れるコピーに仕上げることができる便利はツールです。
ですが、使い方を間違えると逆効果になってしまうので、使用方法に注意して上手く活用していきましょう。
最後に一つ告知があります。
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