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成約率が高いセールスレターに仕上げるためには、書いてある内容だけでなく見た目、つまりデザインも重要になります。
どれだけコピーを丁寧に書き上げても、デザインで台無しになっていたり大損しているレターが多いんですね。
そこで、今回はセールスレターで押さえておくべきデザインについて解説します。
デザインは文章を読ませるためにある
まず大前提として頭に入れておきたいのは、「デザインは文章を読ませて成約に繋げるためにある」ということです。
プロのウェブデザイナーに素敵なセールスレターを作ってもらったところで、最終的に成約に直結するのは文章になります。「綺麗で凝ったデザイン=成約率が上がる」とはならないのです。
セールスレターをデザインのプロに丸投げしても全く売れないものが納品されますので、しっかりディレクションできる最低限の知識を身につけましょう。
ウェブデザイナーは「デザインのプロ」であり、「セールスのプロ」ではないですからね。
それでは、ここから具体的な「売れるセールスレターのデザイン」について解説していきます。
ファーストビューでキャッチコピー全文を読ませる
セールスレターで一番重要なパーツはキャッチコピーですが、特にベネフィットの部分はスクロールせずに表示されるようにしましょう。
「ちょっとスクロールしてもらえればわかるのに・・・」というのは通じません。ページを開いた瞬間にベネフィットが伝わらなければ、その瞬間に大半がページを閉じてしまうのです。
こちらは実際に僕が作成した、29800円の商品を成約率2.3%ほどでお申し込みいただいているセールスレターのファーストビューです。
【スマートフォンでの表示】
【PCでの表示】
余計なリンクを貼らない
セールスレターは、
- お申込みする
- お申込みせずにページを閉じる
この2択になるように構成するのが基本です。
リンク先のページを読み始めたら、そのままセールスレターに戻ってきてくれない可能性がありますからね。つまり、外部リンクが多ければ多いほど成約率が下がる原因となるのです。
ですので、セールスレターでは「申し込みリンク」「法律的に義務付けられたページへのリンク」以外は貼らないようにしましょう。
また僕の例を紹介すると、同じSTORKというブログテーマでもLPにはヘッダーメニューなどは一切載せていません。
トップページなどのリンクを掲載することは成約率を下げる原因になるからです。
デザインよりテキストの読みやすさ重視する
デザインに拘るあまり、肝心の文章が読みにくくなっては本末転倒です。デザインに凝り始めるとフォントや色を工夫したくなるかもしれませんが、読みにくければ意味がありません。
様々なフォントデザインやカラーを駆使するくらいなら、一色でシンプルなものにした方が効果的です。下記は極端な例ですが、無駄な装飾を施すよりシンプルな方が読みやすいですよね?
伝えたいところだけを強調する
テキストは伝えたいところだけを強調することで、本当の意味で目立って強調されます。無駄に色を変えたり太文字にする必要はありません。
上記は大げさに感じるかもしれませんが、大げさどころか控え目なくらいに装飾満載で読みにくいセールスレターが多いので見直してみてください。
デザインで差別化する
競合ライバルのサイトのデザインと差別化することで成約率が上がる例もあります。
例えば僕のクライアントさんで、「商圏の競合サイトは漏れなく全て洗練されている」という状況だったことがありました。おそらく業者さんにお願いしてお金を掛けて仕上げてもらったのだと思います。
そこで、クライアントさんにはあえて素人感満載のデザインのLPを作ってもらいました。(デザインスキルと予算がなかったので、それしかできなかったという理由も大きい)
すると、そのLPからのお申込みが増え始めたのです。
おそらく、クライアントさんの素人っぽいLPが親近感を抱かせたのだと思います。つまり、他の洗練されたLPとの差別化ができたということですね。
まったく逆の例もあるので、「自分も綺麗なサイトを用意しないと」と感じている場合は、他と差別化して強みを出すことを意識するのも一つのポイントだと思います。
まとめ
セールスレターやLPのデザインについて解説してみましたが、結局のところはテストしてみないことには最適解はわかりません。
本記事で紹介したことは「最低限のデザイン」の話ですので、参考にしつつも現場でテストして最も反応を得られるパターンを見つけてもらえればと思います。
最後に、WEBライティングの基礎から応用、様々なテクニックを1冊の書籍に盛り込みました。実例が豊富でわかりやすい構成になっていますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
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