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2006年からニッチな趣味をテーマにしたオンライン講座で起業。マーケティングが趣味で、2017年からビジネスをお伝えする情報発信を開始。リストマーケティングを活用した息の長いビジネスモデルを構築するのが得意。⇒詳しいプロフィールはこちら

マーケティングで必須の「3M」について、ご存知でしょうか?

これは「マーケット(Market)」「メッセージ(Message)」「メディア(Media)」の頭文字から取ったもので、どれか1つでも欠けると上手く行きません。

反対にこの3つのバランスが取れていれば、大きな成果を生み出せるでしょう。そこでこの記事では、「マーケティングの3M」について徹底解説いたします。

マーケティングの『3つのM』とは?

ダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)の権威、ダン・S・ケネディは、マーケティングを成功させるには「マーケット(Market)」「メッセージ(Message)」「メディア(Media)」の3つの要素が必要で、そのバランスをとることが大切だと提唱しました。

ここからは「3つのM」をそれぞれ詳しく解説していきます。

1 マーケット(Market)

マーケット(Market)

「マーケット(Market) 」とは、あなたの商品やサービスに興味がある「見込み客」を指しています。

ここでは「誰に購入してもらいたいのか」「どんな人に見込み客になってもらいたいのか」を絞り込み、明確にする必要があります。

見込み客のリサーチ

まず、あなたの商品やサービスを必要とする「見込み客」がどんな人なのかリサーチします。

性別、年代、属性はもちろん、

「どんな欲求があり、どんな日常生活を送り、どんな価値観を持つ人なのか」
「どんな悩みを抱え解決したいのか」

このように見込み客の姿を具体的にイメージできるような情報を集めて、絞り込んでいきます。そして見込み客(マーケット)が具体的になれば、メッセージやメディアも具体的になるのです。

競合のリサーチ

見込み客が何を求めているかを把握したら、次に「どんな競合がいるのか」をリサーチします。

具体的には以下の通りです。

  • どんな商品やサービスを提供しているのか
  • どんな販売ルートなのか
  • どんな宣伝方法なのか

競合に勝つ戦略を立てるには、競合自体を知っている必要があります。

そうすることで、あなたのビジネスでやるべきことや既に持っている強みが見え、競合との差別化を図ることができます。

2 メッセージ(Message)

メッセージ(Message)

ここでの「メッセージ(Message)」とは、あなたが見込み客に発信する内容を指しており、具体的には「広告」「Webサイト」「メルマガ」などに載せる文章です。

マーケット(見込み客)に発信する「適切なメッセージ」がどんなものなのか、明確にする必要があります。

適切なオファーとは?

マーケティングにおける「オファー」とは、事業者と顧客の間の取引条件のようなものです。

例えば「顧客がメルマガに無料登録すれば、事業者は有益な情報を提供する」など、見込み客にマッチした内容の提案が「適切なオファー」です。

見込み客の人物像が具体的であればあるほど適切なオファーができますし、抱えている悩みを把握できればそれに寄り添う形で提案(オファー)できます。

リスト収集のための無料オファー

見込み客のリストを収集するために、無料オファーをすることがあります。

例えば、見込み客にとって有益な情報を提供する代わりに「メールアドレス」などの連絡先を登録してもらうのです。

1度リスト収集ができれば、メルマガやステップメールを利用した信頼構築が可能になり、商品やサービスの購買につながります。

このように見込み客にマッチした適切なオファーができれば、強力なリストを集めることができるのです。

無料オファーについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

ダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)の集客手法を解説

ダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)の集客手法を解説

2019年4月25日

3 メディア(Media)

メディア(Media)

マーケット(見込み客)に適したメッセージができたら、最後にそれを届けるための「メディア(Media)」を明確にします。

適切なメディアとは?

適切なメディアとは、見込み客が接することの多い「情報媒体」を指しています。なぜなら、見込み客が必ず見聞きするメディアを選ばないと効果が出ないからです。

例えば、新聞や雑誌、テレビとしか接していない世代に、SNSやインターネットなどのメディアを使っても目に触れることはないでしょう。

反対に、SNSやインターネットでの情報収集がメインの人たちに、新聞やテレビなどのメディアを使っても伝わることはありません。

つまり、あなたの見込み客にメッセージを届けるためには、彼らが普段どんなメディアに接しているのか把握する必要があるのです。

メディアの種類

メディアには、オンラインの媒体とオフラインの媒体があります。

オンラインでの主なメディア
  • Webサイト
  • ブログ
  • メルマガ
  • ダイレクトメール
  • SNS
  • YouTubeなどの動画
オフラインでの主なメディア
  • 看板
  • チラシ
  • 新聞
  • 雑誌
  • テレビ
  • ラジオ

費用対効果の高いオンラインメディアの方が、個人ビジネスや中小規模のビジネスにも取り入れやすいでしょう。

また、最近ではオフラインからオンラインに誘導するパターンも定番になっています。(「詳しくはWEBで」など)

まとめ

繰り返しますが、マーケティングを成功させるには「マーケット(Market)」「メッセージ(Message)」「メディア(Media)」の3つの要素が必要です。

  1. マーケットでは、見込み客と競合をリサーチする
  2. メッセージでは、見込み客に適したオファーをする
  3. メディアでは、見込み客が普段から接している適切な情報媒体を使用する

これらの3Mはどれが一番大事ということではなく、どれもが必要不可欠だということを忘れてはなりません。

3Mを知ると、見込み客に対する最も適切なオファーやメディアを把握できるので、無駄な労力やコストをかける必要がなくなります。

つまり、費用対効果抜群のビジネスが実現できるのです。どんなビジネスにも使えるので取り入れてみましょう。

さらに詳しいマーケティングに関してはメルマガでもお伝えしていますので、ぜひ購読してみてください。

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